シーズン終了宣告はもう少しだけ待ちますが、こんなシーズンにしてしまった責任は監督が取るべきでしょう。
打線もテコ入れが必要。特に開幕からずっとレギュラー出場し、Trea Turnerに次ぐ229打席を与えられながら.244/.297/.311、チーム最低のOPS.608のStarlin Castroは少なくとも先発から外すべき。外からの補強が難しいとしても、AAAで週間MVPを受賞するほど打ちまくっているLuis Garciaを呼ぶことはできるでしょう。
手をこまねいている時間はもうありません。
6/4 W2-1@PHI (Season 24-30)
Max Scherzerが8回途中1失点でZack Wheelerとの投げ合いに勝ちました。決勝点は6回表のJuan Sotoのソロ本塁打。これもレフトスタンドへ。Daniel Hudson、Brad Handのリレーで1点を守り切り、いい感じです。
6/5 L2-5@PHI (Season 24-31)
Joe Rossは本当に惜しいピッチングでした。むしろ6回自責点0ですから好投と言うべきでしょう。悔やまれるのは4回裏2死1,3塁からのAndrew McCutchenへの初球のスライダー1球だけ。あの1球がなければ。あの回の1死までパーフェクト。そこからエラー、変化球が曲がり過ぎてBryce Harperの左爪先に当たる死球、そしてカウント0-2からどん詰まりの打球がレフト前にポトリと落ちるという不運な流れで1点を失ったものの、J.T. Realmutoをフルカウントから力でポップフライに打ち取り、おそらくほっとしたのでしょう。初球のスライダーが真ん中高めに入ったところをMcCutchenは見逃してくれず、レフトスタンドへの3ラン。今の攻撃陣ではこの1つのミスが致命傷になってしまいます。
6/6 L6-12@PHI (Season 24-32)
かつてこれほど醜い試合を見たことがあったでしょうか。2回までは上々でした。Stephen StrasburgのIL入りで先発が足りなくなったため先発を任されたAustin Vothが2回までパーフェクトピッチング。あと1イニング投げてくれれば十分と期待していた矢先の3回表、そのVothにアクシデントが襲いました。Victor Roblesが死球を受けての無死1塁、カウントは3-1からVince Velasquezの投じた90マイルを超える速球は、バントの構えをしていたVothのインハイに食い込むように向かっていきました。必死に避けようとするも虚しく、ヘルメットにかすったボールが顔面直撃。鼻血を出してうずくまる姿は凄惨そのもの。試合後の発表では鼻の骨折。当面安静でもちろん投球練習などできるわけもなく、IL入りは避けられません。わざと狙ったとは思いませんが、Velasquezのことは恨みます。
それはそれとしてその3回表の攻撃が酷過ぎました。この後無死満塁とし、Juan Sotoのタイムリーで1点を先制したところまでは良かったのですが、3番Josh Bell、4番Kyle Schwarberが空振り三振、5番Starlin Castroはポップフライ。なぜあんな大振りをするのか、理解に苦しみます。これに対し、4回裏、Jordy Mercerがポップフライを落球するなどで1死満塁となってからのフィリーズ打線は、ボールをきっちり見極め、強い打球でないにしてもインプレーにして、1本の長打もなしに7点を記録しました。あまりにも違い過ぎます。
8回のナショナルズの攻撃中にバックネットが壊れて修復のため20分くらい中断したのは、何かの啓示でしょうか。
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