Tuesday, June 15, 2021

試合結果(6/11-13 Giants)投手陣は本当によくやっています。が、

ワクチン接種が進んだことを受けワシントンDCの規制が緩和され、このシリーズから全ての観客を入れることが可能となったナショナルズ・パーク。来週火曜日にはナショナルズ・パークで無料でコロナワクチンを接種してくれるそうです。それどころか、未接種の人が接種すると(安い席ですが)別の試合のチケットを2枚プレゼント。アメリカのワクチン接種状況は50%を超えたあたりで伸び悩んでおり、こういうキャンペーンがいろいろ行われているようです。

それはともかくナショナルズ。

ナ・リーグ最高勝率の強敵ジャイアンツを迎えての4連戦。初戦の初回にエースMax Scherzerが負傷離脱し、2戦目を前にメインセットアッパーとして頑張ってきたDaniel Hudsonが右肘痛でIL入りと不安要素ばかりでしたが、投手陣が奮起。4試合でわずか3失点、自責点わずか2!!! 2戦目でErick Feddeが5回無失点と好投すると、4戦目ではJoe Rossも負けじとなんと8回無失点。シーズンがどういう結末となろうと、この2人がこのまま一線級の先発投手に育ってくれることを期待します。ブルペン陣もScherzerの離脱でいきなり8回2/3をカバーしなければならなくなったりしながらの奮闘は拍手に値します。

こんな投手陣の頑張りにもかかわらず、結果は2勝2敗。1試合平均で1点取られていないのにどうしてこんな結果になるかといえば、それは打てないから。そして走塁ミス。4月からずっと変わらないこれらはもう諦めた方がよさそうです。投手陣には全試合完封するつもりで投げてもらいましょう。あり得ないお願いですが、それが今のナショナルズ。


6/11 L0-1 Giants (Season 25-34)
1回表、わずか12球を投げたところでMax Scherzerが下半身(詳細はよくわかりません)を痛めて降板という緊急事態となりましたが、2番手Paolo Espino以降、Kyle  McGowin、Wander Suero、Ryne Harper、Sam Clayのブルペン投手が頑張って、失点はEspinoが4回表にBuster Poseyに打たれたソロ本塁打の1点のみ。本当に良く投げたと思いますので、あえて全員の名前を書きました。これだけの頑張りを見せられれば何とか応えようと思うはずですが、打線の低調は相変わらずでAnthony DeScarafiniに完封される始末。わずか2安打。同点弾だったはずのJuan Sotoの打球がレフトのMike Tauchmanのフェンス越しの好捕に阻まれましたが、さもありなんという感想。

6/12(G1) W2-0(7) Giants (Season 26-34) 
コロナウイルス関連でのILから復帰したErick Feddeが5イニング、Kyle Finnegan、Brad Handと繋いで完封リレー。打線はわずか4安打でしたが、Kyle Schwarberの先頭打者弾で先制し、4回にJosh Harrisonのタイムリーで2点と、最低限の援護。Feddeは被安打4、7奪三振、無四球と内容も文句なし。シーズン防御率も3点台まで下げ、ローション投手として独り立ちの感があります。

ダブルヘッダーということで急遽AAAから呼ばれたJefry Rodriguezが4回を被安打1の無失点と好投すると、Kyle McGowin, Tanner Rainey, Brad Handも無失点で続き、規定の7回を終えて1安打無失点とジャイアンツ打線を封じ込めました。が、やはり打線の援護がなく0−0のまま延長へ。8回表に2点を失ったものの、その裏、Starlin Castroの二塁打で1点差とし、なお無死1,2塁からJosh Bellの打球はライトフライ。これで1死1,3塁でTrea Turnerの打席、とみんなが思ったはずですが、一塁走者のVictor Roblesが何を思ったかタッチアップで二塁を狙ってタッチアウト。Victorなぜ!??

6/13 W5-0 Giants (Season 27-35) 
Feddeに刺激を受けたかどうかは語られませんが、Joe Rossが8回無失点の快投。被安打5、9奪三振で無四球。Kyle Schwarberの初回先頭打者と2回の3ランで早々に4点を援護してもらって楽に投げられたことが大きかったはず。序盤にしっかりリードすることが大切さですね。

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