Monday, May 31, 2021

ロースターの動き(2021年5月)

5/4 Juan SotoとWill Harrisが復帰, Hernan PerezをDFA
5/12 Wander Sueroが復帰, Paolo Espinoをオプション
5/14 Patrick Corbinが出産立会休暇, Paolo Espinoが再昇格(5/18まで)
5/19 Erick FeddeとTanner Raineyがコロナウイルス関連でIL入り
5/21 Stephen Strasburgが復帰
5/23 Will HarrisとVictor RoblesがIL入り
5/25 Luis Garciaが昇格
5/27 Tanner Raineyが復帰
5/31 Victor Roblesが復帰, Luis Garciaをオプション

試合結果(5/29-30 Brewers)Sotoの打撃不振が深刻

転落が止まりません。ブリューワーズにスウィープを喫して4連敗となり、今シーズン最多の借金7、首位メッツとの差も今シーズン最多の6ゲーム差まで広がりました。

敗因は3試合で計3得点ととにかく打てないこと。特にJuan Sotoの不振が深刻です。最近目立つのが、見逃してストライクとコールされて不満を見せるシーン。これはあんまりということもたまにありますが、微妙なコース、あるいは明らかにストライクでもイライラしている様子が見て取れます。少し前までは四球を多く選んでいてシングルとはいえヒットも出ていて、打球の角度が上がらないことが問題でしたが、解決方法として「引っ張りを意識して前で捉える」と言っていると聞いて不安になっていましたが、案の定という感じです。引き込んで逆方向に強い打球が打てるのがSotoの素晴らしさなのにそれを殺してどうするんだね、という感じです。

主力打者で欠けているのはVictor Roblesだけなのに、OPSで.500を切っているJordy Mercerが2試合に先発出場しなければならない層の薄さ。先日も書きましたが、勝つつもりなら早急な補強が必要な状態でしょう。

比較的弱い相手とのホームでの9連戦(4勝5敗)の後は、遠征に出てメッツ、フィリーズという同地区の上位チームと、さらにア・リーグ東部地区で首位を走るレイズとの10試合が待っています。ちょうどシーズンの1/3を過ぎるタイミングであり、あの序盤もたついた2019年シーズンでさえ、この時期が底でした。今シーズンの行くえを決める10連戦と言っても過言ではないでしょう。大きな山場を迎えます。

Friday, May 28, 2021

試合結果(5/25-27 Reds)ちょっといい投手は打てず

勝率ではナショナルズとほぼ同じレッズが相手でしたが、結果は1勝2敗。

投手陣は頑張っているというべきで、問題は打線。前のオリオールズとのシリーズで勢いに乗ることが期待されましたが、やはりちょっといい投手を相手にすると途端に打てなくなります。以前は「ヒットは出るがチャンスで打てない」だったのが「二塁さえ踏めない」になったので、むしろ攻撃が淡白になったというべきか。ちょっと気合を入れ直してください、っていう感じ。

Tuesday, May 25, 2021

試合結果(5/21-23 Orioles) オリオールズはもっと弱い

はっきり言って弱いナショナルズですが、今年のオリオールズはもっと弱いことを確認したシリーズとなりました。打てない。守れない。その上、最高年俸をもらっているChris Davisは故障でシーズン絶望。ファンとしては辛いシーズンですね。がん治療から復帰したTrey Manciniの活躍だけが救い。

3連勝はしましたが、先発したStephen Strasburg、Jon Lester、Patrick Corbinは3人とも大きな疑問符が付く内容。ブルペンも酷使することになってしまい、とても浮かれてはいられません。打線はこれを機に調子を上げてくれることが期待できそうですが。

Thursday, May 20, 2021

試合結果(5/17-20 @CHC)弱いんだな

開幕前にダルビッシュ有をトレードで出すなど今季は再建に向けたシーズンと目されていて勝率5割前後を行きつ戻りつしているカブスが相手でしたが、1勝3敗。投打とも力負けした感じで、勝った試合も含めイマイチな試合ばかりでした(第3戦でDavey MartinezがTrea Turnerの走塁が守備妨害と判定されたことに抗議して一塁ベースを抜いて投げつけて蹴り飛ばしたシーンは面白かったけど)。

このシリーズを終えてちょうど40試合、つまりシーズンの1/4が終わったところですが、今年のチームは弱いんだなということがわかってきました。

同地区の各チームももたもたしているので首位のメッツから最下位のナショナルズまで4.5差しかありませんが、そのメッツは故障者が続出しているにもかかわらず代役の選手が頑張って接戦をものにして白星を積み重ねています。間にいるフィリーズにしてもブレーブスにしても然り。これらのチームは故障者が復帰してくればそれだけで補強になります。

一方のナショナルズはといえば、主力で離脱しているのはStephen Strasburgだけという恵まれた状態がしばらく続いていて、序盤は惨憺たるものだったJosh BellやKyle Schwarberにも当たりが出始めるなど個々の選手はそれなりの成績を残し始めました。にもかかわらず、勝てない。開幕前の想定通りに行かなくて負けているならともかく、それなりなのに負けるというのは、つまりは実力がない、弱いということ。今シーズンのポストシーズン進出を狙いに行くつもりなら、早急に打線のテコ入れ(ファースト、セカンド、サード、レフトのうち最低1つで迫力のある打者)が必要な時期でしょう。それこそKris Bryantとか。ま、ないと思いますが。

次はナショナルズよりさらに勝率の低いオリオールズを迎えての3連戦。初戦にはStephen Strasburgが復帰して先発予定。これでダメなら本当にもう。

Monday, May 17, 2021

試合結果(5/14-16@ARI)ローテーションをめぐる難しい判断

なんとか1つ勝ったという感じでフィリーズ戦を終えた後、フェニックスに飛んでの3連戦。1回表に打者一巡で6点を奪うなど打線が爆発して初戦を大勝し、勢いに乗るかと思われましたが、第2戦はJoe Rossが自責点8の大乱調で大敗。一方で第3戦は先発Erick Feddeが7回無失点というキャリアベストのピッチングを披露し、勝ち越しで終えました。

16日にはStephen Strasburgがマイナーの試合で5回途中まで投げて無失点と順調にリハビリを進めており、最短で5日後の復帰が噂されています。そうすると誰をローテーションから外すかという難しい判断を迫られることになります。順当ならFeddeと言われてきましたが、これだけ素晴らしいピッチングをしたFeddeを外していいのでしょうか、いや外すべきではないと思います。いっそ6人で回しては?

ここまでの2人の成績は以下の通り。

Fedde  8GS(3W-4L) 39.1IP 18BB 36K 4.35/1.25
Ross  7GS(2W-3L) 35.2IP 17BB 33K 5.80/1.46

さて、どういう動きになるか注目です。

Friday, May 14, 2021

試合結果(5/11-13 Phillies)今季初のチームミーティング開催

Juan Sotoがライト守備に就くことができるようになり、第2戦の前にはWander Sueroがブルペンに復帰。Stephen Strasburg以外は開幕前に想定した選手がほぼそろった(まれに見る)良い状態でのフィリーズとの3連戦。同地区のライバルを叩いて浮上のきっかけにしたいところでしたが、結果は1勝2敗。連勝街道まっしぐらの首位メッツとの差は5に広がっています。

4連敗となった第2戦の敗戦後、今シーズン初のチームミーティングを開き、Martinez監督から「(セーブに失敗した)Brad Handが試合に負けたのではない。チームとして負け、チームとして勝つのだ。」というメッセージを伝えたそうです。全くその通り。Martinez監督のこういうところは素晴らしいと思います。ブルペンや打線のマネジメントがもう少し上手ければいい監督なのに。

Monday, May 10, 2021

試合結果(5/7-9 @NYY) Handをめぐる采配への疑問

ヤンキースタジアムでの3連戦。4本塁打で初戦を取り、2試合目もMax Scherzerの快投で9回までリードして迎えましたが、そこからBrad HandをめぐるDavey Martinezらしい謎の采配で2試合続けてサヨナラ負け。うまく進めれば十分勝てた2試合だったのに。

その采配について。

まず2試合目から。1点リードで迎えた9回裏にBrad Handを送り出したことは当然の継投。ただ、この日のHandは制球が定まらず、先頭打者を歩かせた後、2本のシングルで同点とされてしまいます。そして問題は1点を勝ち越した後の10回裏。ブルペンではKyle Finneganが用意していましたが、Handが続投。しかし、送りバントしようとしている打者に対してストライクが入らず、カウント3-1からストライクを置きに行ったところを弾き返され再び同点とされてしまいました(記録上はそうはなりませんが1試合に2度のセーブ失敗)。左打者だったことが要因かもしれませんが、セーブに失敗しながらもなんとか9回裏を同点止まりで終えて一息ついていたであろうHandに続投を命じるなんて信じられない。頭からKyle Finneganを投入すべきでした(私としてはAustin Vothでもいいと思った)。

3試合目はもっと酷く、同点の9回裏のマウンドに前日29球を投げたBrad Handを送る采配には呆れました。案の定、球威もなく制球も定まらず、最初の2人を歩かせて最後は痛打されてサヨナラ負け。アウェイで先攻なんだから、クローザーの起用はリードしてからが定石(もちろん他に信頼できる投手がいなければ別だが)。クローザーとしてのHandへの信頼を示すというならリードしてからの締めくりを任せるべきではなかったのでしょうか。

Martinez監督のコメントは「最も信頼できる投手を使った」というもの。またそれか、という印象。そういう発想での采配がこれまでの好投手の連投による使い潰しにつながってきたというのに。これを聞いたブルペン投手陣の気持ちはどうなんでしょうか。それともこういう采配が投手陣からも歓迎されているのでしょうか?よく分かりません。

こんなことやってる間にじりじりと後退しつつあります(首位から3.5差の最下位)。

Thursday, May 6, 2021

試合結果(5/4-6 Braves)天国から地獄

ナショナルズがオフだった3日にメッツが破れて、勝率5割ながら地区単独首位で迎えたブレーブスとの3連戦。相手のブレーブスは連敗中。初戦を前にJuan Sotoも復帰し、さあここで一気に加速、と期待していました。が、しかし。結果は3連敗。しかもかなり痛い内容での3連敗。

投手陣はよく頑張ったと思います。先発陣は数字はともかく内容的には決して悪くありませんでした。ブルペンも、初戦のTanner Raineyこそダメでしたが、2試合目の6回に9球で三者三振という稀有なパフォーマンスを見せたKyle Finneganをはじめよく投げました。が、とにかく打てず。チャンスは作るものの打てず。次のヤンキースとの3連戦ではDHとしてJuan Sotoがラインナップに入るようなので、なんとか起爆剤になってもらいたい。

マーリンズも3連勝していて、気が付けば地区単独最下位。まさに天国から地獄。 1つは勝っておきたかった。

Sunday, May 2, 2021

試合結果(4/30-5/2 Marlins) スィープで5割復帰

ホームに戻ってのマーリンズとの3連戦。初戦を前にJon Lesterが復帰し、ようやくコロナウイルス関連の離脱者が全員復帰。

そのLesterが5回無失点と好投するとPatrick Corbinも続き、3戦目はMax Scherzerが完投勝利。ブルペン陣は自責点ゼロ。開幕から不振が続くJosh Bell、Kyle Schwarberの2人にも当たりが出始め、チームとして調子が上がってきました。

今季初のスィープでブルージェイズ戦からの連勝を4とするとともに、開幕直後の5連敗で積み上げた借金を完済しました。団子状態のナ・リーグ東地区での順位は、シリーズ前の最下位から同率首位(.500ですが)まで一気に浮上。故障リハビリ中のJuan SotoとStephen Strasburgも復帰に向けて前進しているという報道もあり、5月の快進撃が期待されます。

Saturday, May 1, 2021

ロースターの動き(2021年4月)

4/9 Brad Hand, Yan Gomes, Alex Avila, Jordy Mercerが復帰 
4/10 Patrick Corbinが復帰
4/12 Josh Bell, Kyle Schwarber, Josh Harrisonが復帰
4/16 Luis AvilanがIL入り, Kyle McGowinが昇格
4/18 Stephen Strasburg,とWander SueroがIL入り, Pablo EspinoとRyne Harperが昇格
4/19 Ryne Harperをオプション, Steven Fuentesが昇格
4/20 Juan SotoがIL入り, Yadiel Hernandezが再昇格
4/30 Jon Lesterが復帰, Steven Fuentesをオプション