Tuesday, June 22, 2021

試合結果(6/20 Mets)Schwarbomb 3発でメッツから3勝目

6/20 W5-2 Mets (Season 33-36) 
Corbin(W) 6.0+IP 2ER 4H 1BB 7K 
Finnegan-Rainey-Hand(SV) 3.0IP 0ER 0H 0BB 4K
Schwarber 3/4 3HR 3R 4RBI
Parra 1/2 double R 

Kyle Schwarberの放つホームランは、高い放物線を描くという感じではなく、どれも強烈な打球スピードで弾丸のようであることから付けられたあだ名が「Schwarbomb」。前日の第2試合での二発に続き、この試合ではなんと三発。1回裏にレフトへ先頭打者弾。5回裏には弾丸ライナーでライトのブルペンへ。そして7回裏。1死から代打で登場したGerardo Parraがレフト線への二塁打を放って球場が大いに盛り上がっている中で打席に入り、再びレフトへの2ラン。最後の1本は1点差に追い上げられた直後だっただけに特に価値がある一発でした。それにしても凄い。今回のホーム11連戦で計九発。リードオフとして起用され始めたのとほぼ軌を一にしていますが、そんなに合っているのでしょうか。いや、それにしても凄い。

そのSchwarberの影に隠れはしますが、投手陣は今日もやってくれました。先発のPatrick Corbinは2本のソロこそ被弾しましたが、内容としては前回より良かったと思います。速球もスライダーもコントロールが良く、結果として空振りが多く取れるいい時のスタイルを保てましたから。そしてブルペン。この日はKyle Finnegan、Tanner Rainey、Brad Handが3イニングをパーフェクト。Raineyはこれで6試合連続無失点。シーズン防御率はまだ7点台ですが、もうすっかり終盤を任せても大丈夫な様子です。

****************

大事なシリーズ、重要なシリーズと書き続けてきたメッツとの4連戦を3勝1敗と見事に勝ち越しました。ジャイアンツとのシリーズから始まったホーム11連戦に広げてみれば8勝3敗。これがMax ScherzerとStephen Stasburgを欠いてであることを思えば本当によくやったと多います。

6月12日の時点で今季最多の9あった借金を3まで減らし、地区首位メッツとの差もナショナルズがオフだった21日にあったメッツとブレーブスのダブルヘッダーが1勝1敗だったことで22日の試合を前に5ゲーム差。12日には8.5ゲーム差まで広げられていましたから、一週間で一気に縮めました。まだまだ地区優勝を十分狙えるでしょう。

22日からはフィラデルフィアで地区2位のフィリーズとの2連戦。初戦にはMax ScherzerがILから復帰して先発すると言われています。面白くなってきました。

No comments: