現地7月29日の夕方から30日にかけての6時間ほどの間になんと4本のトレード、さらにトレード期限の翌30日にも2本がまとまり、Max Scherzer, Trea Turner, Daniel Hudson, Brad Hand, Kyle Schwarber, Yan Gomes, Josh Harrison, Jon Lesterとなんと8人もの主力選手をトレードで放出することになりました。
Max Scherzer, Trea Turner, Daniel Hudson, Yan Gomesの4人は2019年のWS制覇チームの主力中の主力であり、Brad Hand, Kyle Schwarber, Josh Harrison, Jon Lesterも今シーズンの主力メンバー。本来であれば1人1人の選手についてもっと詳細に書きたいところですが、さすがにこれだけ重なるとやや薄くなることはご容赦頂ければと思います。
2008年からナショナルズをフォローし始めた私にとってもこれほどのファイアーセールは初めての経験。今季の悲惨なチーム成績によりこのような事態となったことは本当に残念ですが、意外に前向きな気持ちでいます。トレードで放出することになったベテランたちには感謝の気持ちばかりですし、それぞれの移籍先で貢献し、ポストシーズンで活躍する姿を応援する楽しみができました。また、ナショナルズにとっても、近年弱い弱いと言われていたマイナー組織を一気に補強できました。今回加わった選手たちが次の常勝チームの核となる選手に育ってくれることを期待して見守る楽しみもできました。既にメジャーデビューをしている選手も多いので、意外とその日は近いかもしれないと思ったりして。
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何せ件数が多いので、記事を3つに分けます。この記事ではMax ScherzerとTrea Turnerのドジャーズへのトレード、次の記事でDaniel Hudson, Brad Hand, Kyle Schwarberについて、3本目でYan Gomes, Josh Harrison, Jon Lesterについて書くことにします。
● Max ScherzerとTrea Turnerをドジャーズへトレード