Saturday, January 25, 2020

Ryan Zimmermanとようやく再契約

Ryan Zimmermanと再契約に至りました。オフにFAになったものの形だけで再契約は既定路線と信じていましたが、決まらないまま越年し、心配していました。まずは良かった。

合意内容は、1年200万ドル。インセンティブで最大500万ドルまで上昇する内容。旧契約を破棄したことで別に200万ドルが支払われることを考えても、格安に見えます。故障リスクを考えると妥当なのかな。思い入れが強過ぎて市場価値がよく分かりません。いずれにせよ球団としては財政的な余裕が生まれたことは確かで、夏の補強資金を確保したという評価もできます。

ともかくも16年目のシーズンもナショナルズのユニフォームを着ることが決まりました。先日の7年契約でStephen Strasburgが17年シーズンを過ごす見通しになっていることを思うと、少なくともあと1年、17年目を迎えて欲しいですね。そのためには今シーズン活躍することが必要。念願のワールドシリーズのタイトルも取って、言うことをきかない身体に鞭を打ち続けるモチベーションを維持するのは難しいかもしれませんが、是非頑張って。応援しています。

これでオフの補強はほぼ完了。マイナー契約をいくつか結んで、いよいよキャンプインです。

Thursday, January 9, 2020

ロースターの動き(2020年1月)

皆さま 明けまして おめでとうございます。

ナショナルズファンに忘れられない感動を与えてくれた2019年はもう過去の話。ナショナルズであれ、MLBであれ、2020年シーズンに向けて新たに始動、という感じですね。当ブログでも2020年のナショナルズを応援しきますが、一方で、2019年のメンバーについても忘れずにフォローして行きたいと思います。

さて、新年早々の現地1月2日、早速動きがありました。

1/2 Will Harrisと3年契約
1/3 Starlin Castroと2年契約
1/4 Asdrubal Cabreraと1年契約(別記事
1/7 Daniel Hudsonと2年契約(別記事
1/7 Eric Thamesと1年契約
1/25 Ryan Zimmermanと1年契約(別記事

● ブルペン右腕のWill Harrisと3年契約
昨シーズンの大きな弱点であったブルペン。オフに入って(日本風に言えば)WSの胴上げ投手だったDaniel HudsonがFAとなるなど補強は必須となっていましたが、ここに来てWill Harrisと3年2400万ドルで合意に達しました。

まさか!という感じです。

実績は申し分ない投手とはいえ、35歳に3年契約を保証することはかなり大きなリスクですが、そんなことより、昨年のWS第7戦、7回表にHowie Kendrickがライトポールに直撃する逆転ホームランを打ったのが、まさにそのHarrisから。そんな因縁浅からぬ投手とそのオフに大型契約を結ぶなんて驚かされました。まあ、ナショナルズのWS制覇への貢献に報いたと言えば報いたことになりますが(笑

● Starlin Castro内野手と2年契約
新年早々連日の動きになりますが、FAのStarlin Castroと2年 1200万ドルで合意しました。2011, 2012, 2014年にカブスで、2017年にはヤンキースで、計4度オールスターに選ばれた実績のある内野手。元々はショートでしたが、過去2年はマーリンズでセカンドあるいはサードで起用されていました。とはいえ、まだ29歳。高い打率は維持しているし、昨季はキャリアハイの22本塁打を記録。そしてなんといっても昨季も162試合フル出場を果たしたタフネスぶり。レギュラーとして十分やっていける力のある選手です。難を言えば若干性格に難ありと言われてきたことですが、その面でも成長してきていると信じましょう。この後の補強しだいですが、セカンドあるいはサードで多くの出場機会を得るものと思われます。

● Erick Thames内野手と1年契約
33歳の左打ちの一塁手、Eric Thamesと1年契約を結びました。2011年にブルージェイズでデビューしたもののメジャーに定着することはできず、2014年からの3シーズンを過ごした韓国で長距離砲として覚醒し、2017年にブリュワーズでメジャーに復帰すると31本塁打を記録。今季も25本塁打を打ち、ブリュワーズでの最後の試合となったNLワイルドカードゲームでも、Max Scherzerからホームランと二塁打。特に第1打席のホームランは記憶に鮮明です。もっとも、打率は高くなく、また左投手をからきし打てないのでプラトーンが必須。昨季のMatt Adamsの役回りが期待されます。

あとは、Ryan Zimmermanとさえ再契約してくれれば。

Daniel Hudsonとも再契約

WS制覇を決めた最後の瞬間にマウンドにいたDaniel Hudsonと再契約しました。

2年1100万ドルと報じられています。昨シーズンの実績からすれば安いとも言えますし、故障リスクが高い投手であることも考えれば高いとも言える数字かと思います。Will Harrisと契約したことで再契約はなくなったかと思いましたが、うまく進んでよかったです。

ブルペンの補強もひとまず済んだと言っていいでしょう。まあ、特にブルペンは始まってみないと分かりませんが。

Sunday, January 5, 2020

Asdrubal Cabreraと再契約

年が明けてから3日連続のニュースです。

WS優勝メンバーの1人、Asdrubal Cabreraと再契約に至りました。1年250万ドル。主にサードとセカンドの控えという立場になりそうです。

あとは、Ryan Zimmermanと再契約すれば、ひとまず内野の補強は目処がついたと言っていいでしょう。引き続きJosh Donaldsonに関心を示しているという情報もありますが、必要ないでしょう。Cabrera, Zimmerman, Kendrick, Castroで3つのポジションを回し、残る一枠はWilmer DifoかAdrian Sanchezのどちらかで開幕。そして、シーズン途中に昇格してきたCarter Kieboomがセカンドかサードのレギュラーとして定着しれくれれば理想的な展開となります。まあ、そこまで思い通りにいくかどうかは分かりませんが、ともかくも2020年シーズンに向けての陣容は整ってきました。