Thursday, June 30, 2022

試合結果(6/21-29)先発投手陣が突如好調

開幕以来、チームの最大のウィークポイントとなってきた先発投手陣が、ここに来て快投を連発。エース格のJosiah Grayはもちろん、デビュー戦で打たれた後2戦続けて好投のJackson Tetreaultもいれば、開幕以来絶不調だったPatrick Corbinまでが快投。おかげで、この間の8試合を5勝3敗。いったい何がどうなっているんだか。まあ相手が微妙チームということもあるでしょうが。

6/21-22@BAL 
第1戦は6回無失点のErick Fedde以下の投手陣で完封。2戦目は逆に完封負け。

6/24-26@TEX 
Paolo Espinoが6回途中1失点、Josiah Glayが7回2失点。Jackson Tetreaultが6回1失点と先発投手が3人とも好投し、結果は2勝1敗。

6/27-29 Pirates 
1戦目はErick Feddeが5回2失点、2戦目はPatrick Corbinはなんと8回1失点12奪三振と好投すると、いずれも8回に逆転打、勝ち越し打が出て連勝。ただ、3戦目は打ち負けてスウィープならず。

Monday, June 20, 2022

試合結果(6/16-19)Zimmermanの引退・永久欠番セレモニー

開幕が延期となったしわ寄せでできたフィリーズとの4日間での5連戦。

18日の4戦目の試合前にRyan Zimmermanの引退と背番号11を永久欠番とする記念セレモニーが開催され、多くの元チームメイト、監督などが出席又はビデオメッセージを寄せ、Zimmermanが登場してスピーチすると(今シーズン初めての)超満員のファンは大いに盛り上がりました。

そんなおめでたいイベントを横目にチーム状態は最悪。

Patrick Corbinが先発した16日の初戦は、3回2死走者なしからのCesar Hernandezのエラーを発端とする一挙7失点からの大敗。

翌日のダブルヘッダー。Joan Adonが先発した1試合目を3-5で落とし、2試合目はPaolo Espinoが5回自責点2と頑張ったのに延長10回で敗戦。リードして迎えた8回表にBryce Harperに2点タイムリーを打たれて同点。9回表に勝ち越され、9回裏2アウト、Nelson Cruzのショートゴロで万事休すと思われましたが、これを悪送球してくれて棚ぼたで同点。この流れなら勝てそうなものですが、そうはいかないのが今年のナショナルズ。延長10回表、ランナー2,3塁で二遊間のゴロに飛び込んだLuis Garciaが走塁妨害を取られる謎の判定で勝ち越しを許し、抗議したMartinez監督がは退場処分。

Zimmermanのセレモニーがあった第4戦は、先発のJasiah Grayが6回被安打1無失点と好投したのに、打線が援護できず、結局延長10回で1-2とまた敗戦。

なんとか5戦スウィープだけは免れたいナショナルズがマウンドに送ったのは2試合目の登板となるJackson Tetreault。はっきり言って期待していませんでしたが、結果は7回3失点(自責点0)の好投で、打線の援護もあって、見事なメジャー初白星となりました。

何とか、連敗を8でストップ。

Saturday, June 18, 2022

ロースターの動き(2022年6月)

6/1 Luis GarciaとEvan Leeが昇格, Alcides EscobarがIL入り, Francisco Perezをオプション
6/3 Josh RogersがIL入り, Dee Strange Gordonが出産立会休暇, Andres MachadoとLucius Foxが昇格
6/6 Ehire AdrianzaとGordonが復帰, Victor AranoがIL入り, Foxをオプション
6/8 Stephen Strasburgが復帰, Joan AdonをAAAにオプション
6/13 Stephen StrasburgがIL入り, Jackson Tetreaultがメジャー初昇格, Reed GarrettとFrancisco Perezが昇格, Jordan Weemsをオプション, Dee Strange GordonをDFA
6/16 Cory Abbottが昇格, Andres Machadoをオプション
6/18 Evan LeeがIL入り, Andres Machadoが再昇格
6/21 Alcides Escobarが復帰, Cory Abbottをオプション
6/27 Francisco Perezをオプション, Sam Clayが昇格

試合結果(6/7-15) Strasburgは1試合だけ投げてILへ

Stephen Strasburgが8日のマーリンズ戦で今季初登板。マイナーでのリハビリ登板できっちり結果を残しての登板でしたが、初回にいきなり3失点。2回から4回の3イニングはゼロを並べましたが、5回裏に打ち込まれて、結果は4回2/3で7失点。最後は疲れが見えていました。それでもメジャーのマウンドでまずまずのピッチングができただけで朗報。明るいムードが漂っていました。

と、喜んだのもつかの間。

14日に次のマウンドに上がることが発表されていましたが、前日になってIL入りが発表されました。11日のブルペンセッションの後、異常を感じたそうです。肋骨(上から2本目と3本目)の痛みで、しばらく安静にした後に再検査。はっきり言って、見通しは真っ暗です。

チーム状態はぼろぼろ。レッズを下回り、ナ・リーグ最低勝率に転落です(ア・リーグのロイヤルズとアスレティックスはもっと負けています。)

6/7-9 @MIA
初戦はJoan Adonが打ち込まれて大敗。2戦目はJosiah Gray以下の投手陣が頑張ったが、Sandy Alcantaraに抑え込まれて0-0で延長に突入し、10回表に1点取ったもののその裏逆転サヨナラ負け。Stephen Strasburgが今季初登板した第3戦も敗れて、3連敗。

6/10-12 Brewers
2試合連続で打線が爆発して連勝。特に2戦目の5回にはJuan Soto, Nelson Cruz, Josh Bellが三者連続弾。第3戦はローテーションの谷間で先発したPaolo Espinoなどが頑張ったものの1点しか取れず。今季初のスウィープはならず。

6/13-15 Braves 
11連勝中のブレーブスを迎えた13日にStrasburgの故障再発が判明。しかも、試合開始直前の雨で開始が遅れ、ウォーミングアップを済ませた後に冷えてしまったJosiah Grayは登板回避。第2戦はStrasburgに代わってメジャーデビューのJackson Tetreaultが先発しましたが、4回自責点7と全く歯が立たず。第3戦もErick Feddeは最低限の仕事(6回途中3失点)をしましたが終盤突き放され、結局、5点差、6点差、6点差と力の差を見せつけられたような3連敗。

Wednesday, June 8, 2022

試合結果(5/30-6/5)リーグ最低勝率はかろうじて脱出

前のシリーズを終えて18勝31敗。2019年シーズンに逆襲が始まった「19勝31敗」に並ぶ可能性もありましたが、今季の19勝目は遠く、19勝目に到達したときは既に35敗を喫していました。

ナ・リーグ最低勝率を争うレッズとの4連戦の初戦で敗れ、一時は最下位に落ちましたが、その後3連勝し、なんとか最下位は脱出。情けない。

5/30-6/1@NYM
第1戦 5-13、第2戦 0-10、第3戦 0-5。地区首位を独走中のメッツを相手とはいえ、見事なまでの負けっぷり。特に打てないのはかなり重症。

6/2-5 @CIN
ナ・リーグ最低勝率を争うレッズとの対戦。初戦はJosh Bellのソロで連続無得点を27イニングで止めるのが精いっぱいで大敗しましたが、そのあと3連勝。

Monday, June 6, 2022

Strasburgリハビリ登板中, Rossは2度目のTJ手術

昨季から続く故障で出遅れていた2人。スプリングトレーニングも別スケジュールで、開幕後もフロリダに残ってリハビリを続け、同じ5月24日にマイナーの試合での実戦登板までたどり着きました。

Fredericksburg(A)で投げたStrasburgは、3回途中3失点、内容も61球のうちストライクがわずか31球と苦みました。一方、Harrisburg(AA)で投げたRossは、3回を投げて被安打2、無四球、4奪三振で無失点。明暗が分かれたように見えました。

ところが、翌日明らかになったのは真逆の状況でした。Strasburgの状態は良く、次の登板に向けて調整を進めることが発表されました。Rossについて明らかになったのは、前日の3回途中に肘の張りを感じ、ベンチに戻って自ら降板を申し出たという事実と、MRIを受けるという暗い知らせでした。

Rossは、その後MRIと診察を経て、自身2度目のTJ手術を受けることが発表されました。昨年肘の故障が明らかになってから、なんとか手術を回避しようとしてきましたが、ダメでした。こうなってみると、昨夏の時点ですぐに手術に踏み切っていればと悔やまれます。今シーズンの最終盤には復帰できたはず。FA前最終年にフルでプレーしたいという思いからの賭けに敗れた形。TJからのリハビリ中という状態でFA。ナショナルズとマイナー契約を結ぶのかな。このまま退団となるとあまりにも残念。

一方、Strasburgはといえば、2度目のFredericksburgでの登板で5回を投げ、許した走者は四球の1人のみの6奪三振。舞台をRochester(AAA)に移しての6月3日の3度目の登板でも、6回を1安打1四球のみの無失点登板。いよいよメジャー復帰が視野に入ってきました。

ここまで明暗が分かれるとは。

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追記。
6月9日のマーリンズ戦でStrasburgが復帰することが発表されました。