Monday, May 31, 2021

試合結果(5/29-30 Brewers)Sotoの打撃不振が深刻

転落が止まりません。ブリューワーズにスウィープを喫して4連敗となり、今シーズン最多の借金7、首位メッツとの差も今シーズン最多の6ゲーム差まで広がりました。

敗因は3試合で計3得点ととにかく打てないこと。特にJuan Sotoの不振が深刻です。最近目立つのが、見逃してストライクとコールされて不満を見せるシーン。これはあんまりということもたまにありますが、微妙なコース、あるいは明らかにストライクでもイライラしている様子が見て取れます。少し前までは四球を多く選んでいてシングルとはいえヒットも出ていて、打球の角度が上がらないことが問題でしたが、解決方法として「引っ張りを意識して前で捉える」と言っていると聞いて不安になっていましたが、案の定という感じです。引き込んで逆方向に強い打球が打てるのがSotoの素晴らしさなのにそれを殺してどうするんだね、という感じです。

主力打者で欠けているのはVictor Roblesだけなのに、OPSで.500を切っているJordy Mercerが2試合に先発出場しなければならない層の薄さ。先日も書きましたが、勝つつもりなら早急な補強が必要な状態でしょう。

比較的弱い相手とのホームでの9連戦(4勝5敗)の後は、遠征に出てメッツ、フィリーズという同地区の上位チームと、さらにア・リーグ東部地区で首位を走るレイズとの10試合が待っています。ちょうどシーズンの1/3を過ぎるタイミングであり、あの序盤もたついた2019年シーズンでさえ、この時期が底でした。今シーズンの行くえを決める10連戦と言っても過言ではないでしょう。大きな山場を迎えます。


5/29(G1) L1-4(7) Brewers (Season 21-26) 
Patrick Corbinが初回に2ラン、3回に2本の長打などで2失点とまたも序盤で追いかける展開。5回を被安打4で本人は悪くかなったと嘯いているようですが、とても6年140億円の投手の仕事ではありません。打線はKyle SchwarberのソロのみでFreddy Peraltaに7回完投を許しました。

Jon Lesterが4回1失点としっかり試合を作り、2度にわたってリードしましたが、ブルペンが崩れて逆転負け。打たれたのがここまでよく頑張ってきたDaniel HudsonやSam Clayなので責める気にはなりません。それより、4回裏1死満塁からのTrea Turnerのショート強襲のあたりで1点しか取れなかったのが痛かったですね。タッチアウトになった一塁走者Josh Bellというより、二塁走者を三塁で止めたBob Henley三塁コーチの判断ミスでしょうね。珍しい。

5/30 L0-3 Brewers (Season 21-28) 
Max Scherzerに対するはここまで防御率やWHIPでJacob deGromに続く好成績のBrandon Woodruff。Scherzerは6イニング、Woodruffは7イニングを投げ、2人とも被安打2、奪三振10という期待に違わぬ内容でしたが、違ったのはナショナルズのヒットが2本のシングルだったのに対し、Max Scherzerの打たれた1本が初回、四球の走者を置いての2ランホームランだったこと。またも三塁さえ踏めず。

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