Friday, May 14, 2021

試合結果(5/11-13 Phillies)今季初のチームミーティング開催

Juan Sotoがライト守備に就くことができるようになり、第2戦の前にはWander Sueroがブルペンに復帰。Stephen Strasburg以外は開幕前に想定した選手がほぼそろった(まれに見る)良い状態でのフィリーズとの3連戦。同地区のライバルを叩いて浮上のきっかけにしたいところでしたが、結果は1勝2敗。連勝街道まっしぐらの首位メッツとの差は5に広がっています。

4連敗となった第2戦の敗戦後、今シーズン初のチームミーティングを開き、Martinez監督から「(セーブに失敗した)Brad Handが試合に負けたのではない。チームとして負け、チームとして勝つのだ。」というメッセージを伝えたそうです。全くその通り。Martinez監督のこういうところは素晴らしいと思います。ブルペンや打線のマネジメントがもう少し上手ければいい監督なのに。

5/11 L2-6 Phillies (Season 13-18)
まだ1点を追っていた7回裏、代打Ryan Zimmermanの二塁打とTrea Turner, Juan Sotoの四球で2死満塁としましたが、Josh Bellがボール球に手を出して空振り三振。このシーンが決定的でしたが、初回の無死1、2塁での三振を見ても状態は相当悲惨。ほぼフル出場の機会をもらいながら打率1割5分に満たない選手が3番っておかしいでしょ。

5/12 L2-5(10) Phillies (Season 13-19)
Jon Lesterは十分に勝ち投手に値する内容のピッチングでマウンドを降り、7回はSam Clay、8回はDaniel Hudsonと繋いで2−1のリードを守りましたが、9回1死からBrad HandがOdubel Herreraに痛恨の被弾。延長10回にまたも続投のHandが打たれ、Kyle Finnenganも追加点を奪われて敗戦。アウトは全て三振で記録するなどHandは悪くなさそうだっただけに、あの被弾が惜しかった。

とはいえ、この試合の(も)敗因は打線。1点ビハインドの6回裏にフィリーズの守備の乱れも絡んで逆転しましたが、なお1死3塁でのYadiel Hernandezの強烈なライナーは不運にもサードの正面。これも含め、得点圏に走者を置いての結果が13打数1安打では厳しい。

5/13 W5-1 Phillies (Season 14-19)
1回表にダブルスチールの決められて(ファーストJosh Bellの本塁への送球が高くならなければアウトにできたのに)失点する嫌な流れでしたが、その裏、2死1塁からKyle Schwarberのレフトへの2ランで逆転。さらに再び2死1塁からBellが右中間へ特大の2ラン。この援護をもらったPatrick Corbinが今季ベストのパフォーマンスでフィリーズ打線を寄せ付けず、7回まで投げ切って2勝目。

試合には勝ったし、初回にホームランが出たので見えにくくなりますが、第2打席は併殺打、第3打席は1死2,3塁での見逃し三振(明らかにボールだったとはいえ)と、Bellの調子は決して上がっているようには見えません。しばらく下位打線で起用する方がいいと思います。

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