Thursday, May 20, 2021

試合結果(5/17-20 @CHC)弱いんだな

開幕前にダルビッシュ有をトレードで出すなど今季は再建に向けたシーズンと目されていて勝率5割前後を行きつ戻りつしているカブスが相手でしたが、1勝3敗。投打とも力負けした感じで、勝った試合も含めイマイチな試合ばかりでした(第3戦でDavey MartinezがTrea Turnerの走塁が守備妨害と判定されたことに抗議して一塁ベースを抜いて投げつけて蹴り飛ばしたシーンは面白かったけど)。

このシリーズを終えてちょうど40試合、つまりシーズンの1/4が終わったところですが、今年のチームは弱いんだなということがわかってきました。

同地区の各チームももたもたしているので首位のメッツから最下位のナショナルズまで4.5差しかありませんが、そのメッツは故障者が続出しているにもかかわらず代役の選手が頑張って接戦をものにして白星を積み重ねています。間にいるフィリーズにしてもブレーブスにしても然り。これらのチームは故障者が復帰してくればそれだけで補強になります。

一方のナショナルズはといえば、主力で離脱しているのはStephen Strasburgだけという恵まれた状態がしばらく続いていて、序盤は惨憺たるものだったJosh BellやKyle Schwarberにも当たりが出始めるなど個々の選手はそれなりの成績を残し始めました。にもかかわらず、勝てない。開幕前の想定通りに行かなくて負けているならともかく、それなりなのに負けるというのは、つまりは実力がない、弱いということ。今シーズンのポストシーズン進出を狙いに行くつもりなら、早急に打線のテコ入れ(ファースト、セカンド、サード、レフトのうち最低1つで迫力のある打者)が必要な時期でしょう。それこそKris Bryantとか。ま、ないと思いますが。

次はナショナルズよりさらに勝率の低いオリオールズを迎えての3連戦。初戦にはStephen Strasburgが復帰して先発予定。これでダメなら本当にもう。


5/17 L3-7@CHC (Season 16-21)
昨年まで長くカブスに在籍し2016年のワールドシリーズ制覇に貢献したJon LesterとKyle Schwarberの初めての凱旋ということでアウェイの選手なのに登場曲が流され、ファンの大声援を受けるといういい場面が見られました。そのLesterは6回途中までに3本塁打などで5失点。打線の方はSchwarberの2ランがハイライト。

5/18 L3-6@CHC (Season 16-22) 
父親になって初めてのマウンドに上がったPatrick Corbin。5回3失点とはいえ内容は悪くなかったと思います。失点はいずれも打たせたゴロがいいところに転がってしまった結果。一方のナショナルズ打線はチャンスでライナーが内野手に取られる場面が3つくらいありました。この差はなんなのでしょうか。それでも2度は同点に追いつきましたが、6回裏にWill Harrisが2ランを被弾し、3度は追いつけず。

5/19 W4-3@CHC (Season 17-22)
1番Trea Turner、2番Juan Soto、ピッチャーを8番に入れて、9番Victor RoblesというMaritnez監督の最近のお気に入りの打線がようやく機能しました。普通に1番Roblesでなぜダメなのか未だによく分かりませんが。Juan Sotoがライトへのホームランを含む3安打と本調子になってきたかなという一方で、5回にタイムリーを打った際に一塁ベースを回ったところで右足首を挫いたことが原因で退場したRoblesが心配。球数が多くて5回2失点で降板したものの試合を作ったMax Scherzerが4勝目。

5/20 L2-5@CHC (Season 17-23)
初回にJosh Bell、Kyle Schwarberの3, 4番に連続ホームランが出ましたが、以降は三塁さえ踏ませてもらえず。先発のJoe Rossは今日も高めに浮いた球を痛打される悪いパターンを繰り返し、4回もたずで降板。

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