Monday, May 17, 2021

試合結果(5/14-16@ARI)ローテーションをめぐる難しい判断

なんとか1つ勝ったという感じでフィリーズ戦を終えた後、フェニックスに飛んでの3連戦。1回表に打者一巡で6点を奪うなど打線が爆発して初戦を大勝し、勢いに乗るかと思われましたが、第2戦はJoe Rossが自責点8の大乱調で大敗。一方で第3戦は先発Erick Feddeが7回無失点というキャリアベストのピッチングを披露し、勝ち越しで終えました。

16日にはStephen Strasburgがマイナーの試合で5回途中まで投げて無失点と順調にリハビリを進めており、最短で5日後の復帰が噂されています。そうすると誰をローテーションから外すかという難しい判断を迫られることになります。順当ならFeddeと言われてきましたが、これだけ素晴らしいピッチングをしたFeddeを外していいのでしょうか、いや外すべきではないと思います。いっそ6人で回しては?

ここまでの2人の成績は以下の通り。

Fedde  8GS(3W-4L) 39.1IP 18BB 36K 4.35/1.25
Ross  7GS(2W-3L) 35.2IP 17BB 33K 5.80/1.46

さて、どういう動きになるか注目です。


5/14 W17-2@ARI (Season 15-19)
Trea Turnerの先頭打者ホームランを皮切りに、Josh Bell、Yan Gomes、Victor Roblesにいずれもタイムリー二塁打が出て初回だけで6得点を上げると、その後も勢いは止まず、打ちも打ったり22安打で17得点はいずれも今季最多の猛攻で圧勝。Max Scherzerを使うのがもったいない試合でした。

5/15 L4-11@ARI (Season 15-20)
1回表、Trea Turnerの二塁打から1点を取ったところまでは前夜の勢いを感じましたが、なお1死3塁でのKyle Schwarberの三振が痛かった、とは思いますが、それにしてもJoe Rossが酷過ぎました。全体的にコントロールが悪く、ボールが高めに浮いて、甘く入ったところを痛打される悪い時のパターン。前回に続く悪い内容でちょっと心配。

5/16 W3-0@ARI (Season 16-20)
Stephen Strasburgの復帰が近付いているというプレッシャーを感じていたであろうErick Feddeが7回無失点という素晴らしいピッチングを披露。数字のみならず、打順が2巡目になっても3巡目になっても全く臆することなく攻めることができていて内容的にもキャリアベストのパフォーマンスでした。なかなか援護することができなかった打線は、8回表、Feddeの代打Yadiel Hernandezのレフトポール際へのソロ本塁打で先制し、Trea TurnerとKyle Schwarberにもタイムリーが出て追加点。3点差の余裕のある展開でBrad Handに投げさせることができ、きっちりセーブを記録できたことも今後を考えると重要かもしれません。

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