Monday, April 19, 2021

Stephen Strasburgが右肩痛でIL入り

4月18日の試合開始2時間前になって、この日先発予定だったStephen StrasburgのIL入りが発表されました。理由は右肩の炎症。4月13日の前回登板を5回途中8失点で降板した後、14日以降もルーティンの調整を続けていましたが、17日に右肩の異常を訴え、MRIにより炎症を確認。この日のIL入りとなったとのことです。

驚きはありません。残念でショックですが、前回登板を見ていれば驚きではありません。

ただ今回改めて言いたいのは、Davey Martinez監督は本当に酷い監督だということです。13日の試合では、もっと早くにストップをかけるべきでした。試合後の会見では本人も故障ではないとコメントしましたが、球速は出ていなかったし、何より明らかに挙動がおかしかったわけで、身体に異常があることはベンチにいて分かったはず。分からなければ無能。MASNの中継ですら、早くも2回裏のマウンドで投球間に顔をしかめながらストレッチする様子が流され、実況・解説も心配しながら指摘していましたから。現実には、しかし、ベンチは動かず、5回無死満塁まで88球を投げさせました。Martinez監督のコメントはいつもの通りで「試合後に本人に聞いたら大丈夫と言った」というもの(直近ではWander Sueroを連投させることについて同じことを言っていました)。そりゃ、選手は聞かれれば大丈夫と答えますよ。先日のSueroのように本当に壊れて無理とならない限り。Strasburgについて言えば、2019年のオフに大型契約を結びながら昨季は故障で貢献できなかったことに責任を感じていたはずで、ギリギリまで無理をしようとしたことは想像されます。選手が無理をしていることを見抜き、止めるのがマネジメントではないのでしょうか。「本人が大丈夫と言ったから」というのは無責任としか言いようがありません。酷過ぎです。

今回の故障がどの程度のものか、復帰までどのくらいかかるのか、今後の選手生命にどのくらい影響するのかは、まだ全くわかりません。ただ、痛めている箇所が右肩という点は大きな心配です。TJ手術等の進歩により復帰率がかなり上がっているヒジとは異なり、肩の故障は近年でも数多くの投手のキャリアに影を落としてきました。

ファンしてはただただ元気にマウンドに戻ってきてくれることを願うだけです。今シーズン初戦のピッチングは本当に素晴らしいものでした。またあんなピッチングを見せてくれることを期待しています。

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