Monday, April 19, 2021

試合結果(4/15-18 D-backs)投手陣に暗雲

ホームに戻ってのDバックスとの4連戦。戦力の整っていないDバックス相手にしっかり勝ち越したいところでしたが、結果は2勝2敗。

好不調はあるにせよ野手陣はまずまず順調ですが、投手陣からLuis Avilan、Wander Suero、それにStephen Strasburgの3人がIL入り。加えて、Patrick Corbinが開幕から絶不調。投手陣には暗雲が垂れ込めています。先発ならErick Fedde、ブルペンならSam ClayやKyle McGowinと若手が頑張っていますが、Jon Lesterの復帰が待たれます。


Patrick Corbinが前回に続く、いや前回よりさらに酷い登板。1回表に2本のソロなどで3失点。その裏味方が4点を取って逆転してくれたのに2回表1死満塁から、押し出し四球、押し出し死球の後、8番バッターに満塁弾を打たれて都合10失点。元々球が速いわけではないにせよ、この試合では90マイルを記録することも稀。コントロールも悪く、打たれて当然という印象。試合後のコメントで、特に故障しているわけではないし、理由がよくわからないとのことなので尚更心配になります。

Max Scherzerがキャリア99度目となる二桁奪三振となる10奪三振で7回無失点。4回のこの日7つ目の三振でCy Youngの通算奪三振数(通算2806奪三振)に並ぶ直前まで来ながら足踏みしていましたが、球数的にこの回で降板することが確実となった7回を気合の入ったピッチングで三者連続三振。このあたりは、いかにもScherzerらしい。ただ、またも打線の援護がなく勝ち星は付きませんでした。イライラする展開の後、9回裏1死からKyle Schwarberがライトスタンド二階席の最上段まで打ち込む超特大のサヨナラ弾を放ち、なんとか勝利。ナショナルズパーク史上最長弾らしいです。

先発のErick Feddeが5回をソロ本塁打による1失点のみ、自己最多の9三振を奪いしっかり試合を作りました。最速95マイルの速球でカウントを整えることができ、チェンジアップが決め球として機能していました。この内容なら先発ローテーションで使ってほしくなります。Yan Gomesが1号先制ソロを含む3安打2打点と貢献するなど打線も援護。今季初の連勝です。

心配なのは、9回途中で降板したWander Suero。とりあえず左脇腹の痛みとのことですが、試合途中に降板するほどですからかなり悪いことが想像されます。オープン戦から好調だったとはいえ、チーム12試合のうち8試合(ブルペンで準備をさせた試合を含めれば10試合)で投げさせるという無茶な起用が原因なのは明白。これまでも何人も潰し、2018年シーズンにはブルペン陣との確執まで生じたのに、まだ学んでないのか。この点では本当に最低の監督だと思います。とにかく、元気に復帰してくれることを祈りましょう。

試合開始の2時間前にStephen StrasburgのIL入りの公表され、前日夕方に先発を言い渡されたという34歳のベテランジャーニーマンPaulo Espinoがマウンドへ。いきなりJosh Rojasに先頭打者ホームランを打たれ、その後もランナーを背負いましたが、5回途中、打順が二回りするまで投げて2失点。よく頑張ったと思います。こういう日こそ打線が奮起すべきなのに得点はTrea Turnerの2本のソロのみ。ふむ。

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