Wednesday, July 28, 2021

Stephen Strasburgが胸郭出口症候群の手術でシーズン終了

7月末のトレード期限を前に、Max Scherzerなど主力がトレードされるのではないかと騒がしくなっているナショナルズですが、7月27日に激震が走りました。(同じ日にTrea Turnerのコロナウイルス陽性も判明・・・)

Stephen Strasburgが胸郭出口症候群(Thoracic Outlet Syndrome)の手術を受けることとなりシーズン終了と発表されました。開幕以来(というか昨シーズンも)、首というか背中というかその辺りの痛みというか違和感というかそんな感じの症状を訴え、とにかく肘肩ではない上半身の不調で満足なピッチングができない状態が続いてきましたが、今回胸郭出口症候群との診断を受けました。原因不明という状態が解消されたことはよしとするべきかもしれませんが、それにしても痛い。

この胸郭出口症候群は、腕の付け根、鎖骨と肋骨の間あたりで血管・神経が圧迫され、手先の感覚がなくなるなどの症状が出るもので、最悪の場合、血管が破裂すると命にも関わると言われています(専門外なので違っていたらすみません)。最近投手によく聞かれるようになった故障ですが、有名なところではMatt Harvey, Tyson Ross, Chris Carpenter, Phil Hughes, Chris Archer, Jaime Garciaなどが手術を受けています。近いところでは今年の5月にナショナルズのブルペン投手Will Harrisが手術を受けました。多くの投手は(成績はともかく)リハビリを経て約一年後に戻ってきていますので、TJ手術と近いスケジュール感と言ってよさそうです。

とはいえ、必ず戻ってくることができるわけではないので、くれぐれも慎重に復帰を目指してくれれることを願います。

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