フィラデルフィアでの4連戦。前のオリオールズ戦に続く2試合連続での9回裏の逆転サヨナラ負けで初戦を落とし、ついにMike Rizzo球団社長の口からも売り手に回るという趣旨の発言が出てトレードの噂が飛び交う中でのシリーズとなりました。
27日の試合前にはStephen Strasburgがシーズン終了の手術を受けるという報が入りました。
さらに、同じ日の試合中にTrea Turnerの新型コロナウイルス感染が分かったことこあら再検査したところ、コーチ陣を含め大規模なクラスターが発生したことが判明し、28日の試合は延期で29日にダブルヘッダー。
そして29日。試合前にクローザーを務めていたBrad Handのブルージェイズへのトレードが発表され、ダブルヘッダーの1戦目で先発し、白星を記録したMax Scherzer「と」Trea Turnerの2人のドジャーズへのトレードが明らかになりました。
あまりにもいろいろあり、あり過ぎて気持ち的についていくのが大変です。一言でまとめれば「残念」ですが、そんなに単純ではなく複雑です。
7/26 L5-6x@PHI (Season 45-54)
4点を先制、Austin Voth(最近不振)が3ランを被弾。1点のリードをつないでいき、9回表に1点を追加してBrad Handにつなぎましたが、3ランを被弾でまさかの2試合連続の逆転サヨナラ負け。
7/27 W6-4@PHI (Season 46-54)
Josh BellとJuan Sotoの2ランで2回表で6-1とリード。このまま楽勝かと思いきやErick Feddeは5回途中で降板し、またブルペンを酷使することになりましたが、今日はBrad Handも守り切りました(結果的にはこれがHandの最後のセーブ。21セーブ目)
7/29(Game1) W3-1(7)@PHI (Season 47-54)
トレードの噂が大音量で流れる中、Max Scherzerが先発。奪三振数こそ少なかったものの6回を1失点と好投。同点で迎えた7回表にYan Gomesが決勝2ランを打ち、Scherzerに今季8勝目、ナショナルズでの91勝目となる白星を付けました。これが最後の白星。7回裏はKyle Finneganが3人で締め、こちらはメジャー初セーブ。
7/29(Game2) L8-11(8)@PHI (Season 47-55)
今シーズンを凝縮したようなひどい試合。3回表を終えて7-0、7-4とリードして最終回(7回)2死走者なしから負けるなんて。しかも最後はサヨナラ満塁弾。ま、今更痛くも痒くもありませんが。
2 comments:
estoppelさん
ついにこの日が来たか、という感じです。2012年から続いたコンテンダーとしてのNatsの終わりですね。
Scherzerは最後に好投し、HarrisonとGomesもホームランを打ってくれて良い別れになった一方で、TurnerはCOVID-19のせいで最後の勇姿を見ることもできず、残念でした。
自分は再建期のチームを応援する経験があまりないので、興味が続くか不安な反面、これからどういう風に若手が育っていくかが楽しみでもあります。Strasburg, Corbinの状態が戻らないとなかなか難しそうですが...
どうぞこれからもよろしくお願いします。
マルさん ありがとうございます。
これほど豪快なファイアーセールは私も初めての経験でかなり戸惑っています。別れが残念なことは残念ですが、意外なほど前向きな気持ちで送り出せる気持ちもあったりして。
確かに今季は優勝争いからは完全に離脱することになりますが、ただ、今回獲得した選手たちを見てみると、メジャーデビューは済んでいる選手も多く、彼らプラスGariciaやKieboomの成長、オフのFA選手の補強次第では意外と早いかもと期待しています。おっしゃる通り、お大型契約を結んでしまっているCorbinとStrasburgのどちらかは復活してくれないと厳しいのは確かですが。
今後もボチボチ更新していきますので、ご愛顧のほどよろしくお願いします。
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