2012年以降8年連連続で勝率5割を超え、2019年には球団史上初のWS制覇を成し遂げた現在のナショナルズを作り上げた立役者。シーズン開幕前にも契約延長の噂がありましたが、コロナ騒動やらなんやらで発表がないままで心配していました。引き続き、チーム運営の要となることが決まり、ほっとしています。
次は、やはり今シーズンが契約最終年となっているDavey Martinez監督との契約延長の話も出ていますが、今シーズンも相変わらずの微妙采配が続き、個人的には代わってくれても一行構いません。昨シーズンのWS制覇のご褒美はあってもいいと思いますが。
さて、この機会なので、Mike Rizzo球団社長、それに前オーナーのTed Lerner、その息子で現オーナーのMark Lernerについて紹介しておきます。
Mike Rizzo, President and General Manager
MBAなんかの学位を取得し、データ分析をスキルに若くして球団運営に関わる者が多くなってきた昨今のMLBのマネジメントの世界にあって、今や少数派となりつつあるスカウトから出世してきた現場組のGM。父も長くMLBチームのスカウトを務めていたそうで、そういう意味では生粋のスカウトという感じのバックグラウンドを持つ。
MBAなんかの学位を取得し、
自身も大学までプレーし、
2006年7月、球団オーナーに就任した直後のTed Lernerに迎えられ、
GMとしての手腕については概ね高く評価されている(
特に、トレード手腕は高く評価されている。
一方でドラフトの評価は微妙なところ。
WS制覇時58歳。
Ted Lerner, Managing Principal Owner
前球団オーナー。2006年にMLB機構からワシントン・ナショナルズを450百万ドルで購入(モントリオールから球団が移転したのは2005年なのでLernerが購入した時点では既にナショナルズになっていた)。2018年に球団オーナーを長男のMarkに譲ったが、依然として球団経営には大きな影響力を及ぼしている。
1925年、ワシントンDCの生まれ。裕福な家ではなかったらしい。ワシントン近郊の宅地を中心とした不動産業で財をなし、2016年時点での一族の総資産は52億ドル(途方もない金額ですね)もあり、現在居を構えるメリーランド州では一番の大富豪らしい。球団経営には1970年代から関心を示し、オリオールズの少数株主になった時期もあった。カージナルスを破ってナ・リーグ優勝を決めた10月15日が94歳の誕生日。
Mark Lerner, Principal Owner
球団オーナー。1953年生まれの65歳。2018年に父Tedから譲られ、ナショナルズの球団オーナーに就任。
前球団オーナー。2006年にMLB機構からワシントン・
1925年、ワシントンDCの生まれ。
Mark Lerner, Principal Owner
球団オーナー。1953年生まれの65歳。
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