Monday, June 6, 2022

Strasburgリハビリ登板中, Rossは2度目のTJ手術

昨季から続く故障で出遅れていた2人。スプリングトレーニングも別スケジュールで、開幕後もフロリダに残ってリハビリを続け、同じ5月24日にマイナーの試合での実戦登板までたどり着きました。

Fredericksburg(A)で投げたStrasburgは、3回途中3失点、内容も61球のうちストライクがわずか31球と苦みました。一方、Harrisburg(AA)で投げたRossは、3回を投げて被安打2、無四球、4奪三振で無失点。明暗が分かれたように見えました。

ところが、翌日明らかになったのは真逆の状況でした。Strasburgの状態は良く、次の登板に向けて調整を進めることが発表されました。Rossについて明らかになったのは、前日の3回途中に肘の張りを感じ、ベンチに戻って自ら降板を申し出たという事実と、MRIを受けるという暗い知らせでした。

Rossは、その後MRIと診察を経て、自身2度目のTJ手術を受けることが発表されました。昨年肘の故障が明らかになってから、なんとか手術を回避しようとしてきましたが、ダメでした。こうなってみると、昨夏の時点ですぐに手術に踏み切っていればと悔やまれます。今シーズンの最終盤には復帰できたはず。FA前最終年にフルでプレーしたいという思いからの賭けに敗れた形。TJからのリハビリ中という状態でFA。ナショナルズとマイナー契約を結ぶのかな。このまま退団となるとあまりにも残念。

一方、Strasburgはといえば、2度目のFredericksburgでの登板で5回を投げ、許した走者は四球の1人のみの6奪三振。舞台をRochester(AAA)に移しての6月3日の3度目の登板でも、6回を1安打1四球のみの無失点登板。いよいよメジャー復帰が視野に入ってきました。

ここまで明暗が分かれるとは。

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追記。
6月9日のマーリンズ戦でStrasburgが復帰することが発表されました。

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