Thursday, November 4, 2021

Zimmerman, Parra等がFA退団

2021年のワールドシリーズはアトランタ・ブレーブスが制して幕を下ろしました。8月に入った時点でまだ借金生活、ナショナルズともわずか2ゲーム差しかなかったブレーブスでしたが、そこから怒涛の追い上げを見せ、見事な逆転優勝。おめでとうございます。

で、ワールドシリーズが終わるといよいよ本格的なオフが始まるわけで、契約満了の選手たちがFAとなりました。

ナショナルズからは、Ryan Zimmerman, Gerardo Parraの2人の2019年メンバーに加え、Jordy Mercer, Luis AvilanがFAとなり、それに今季限りで引退を表明しているAlex Avilaもテクニカルにはこれで退団となりました。AvilanとかほとんどずっとILでしたし、チーム編成に大きな影響があるのはRyan Zimmermanくらい。そのZimmermanの去就は本人次第と言われていますが(Mike Rizzo GMもZimmermanが戻りたいと言ったら契約すると公言しています)、ここでポイントになりそうなのが、労使交渉の行方。現在の労使協定の期限である12月1日を前に労使交渉が続いています(はず)が、1つの焦点となっているのがナ・リーグにおけるDH制の採用。これが採用されれば、Zimmermanがナショナルズで活躍できる余地は広がるわけで、注目です。

さて、Zimmerman、Parra以外の2019年メンバーで今回FAとなった選手もまとめておきます。カッコ内は最終所属球団。一番の注目は何といってもScherzer。優勝争いしそうにないナショナルズに戻ってきてくれる可能性は限りなく低そうですが、それにしてもどこに行くかは大注目です。

Max Scherzer (LAD)
Daniel Hudson (SD)
Sean Doolittle (SEA)
Yan Gomes (OAK)
Kurt Suzuki (LAA)
Asdrubal Cabrera (CIN)

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