Saturday, July 30, 2022

ロースターの動き(2022年7月)

7/1 Mason ThompsonとTres Barreraが昇格, Riley Adamsをオプション, Sam ClayをDFA 
7/4 Jackson TetreaultがIL入り, Jordan Weemsが昇格 
7/7 Joan Adonが昇格, Reed GarrettがIL入り
7/10 Hunter Harveyが復帰, Adonをオプション
7/13 Tanner RaineyがIL入り, Tyler Clippardが今季初昇格(2014年以来)
7/14 Anibal Sanchezが今季初昇格, Mason Thompsonをオプション
7/17 Cory Abbottが昇格, Hunter Harveyをオプション
7/22 Harvey, Victor Aranoが昇格. Abbottをオプション, ClippardがIL入り
7/29 Erick FeddeがIL入り, Cory Abbottが昇格


● Tres BarreraとMason Thompsonが昇格, Riley Adamsをオプション, Sam ClayをDFA 
控え捕手とブルペンの異動です。開幕から控え捕手を務めてきたRiley Adamsですが、正捕手Keibert Ruizの活躍の陰に隠れて出場機会が得られず、打撃も低迷していました。AAAで出場機会を得て打撃のリズムを戻しつつ、併せてファーストの守備も練習させるようです。代わってTres Barreraが昇格。AAAの正捕手としてプレーし、攻守ともに及第点を残しています。

ブルペンでは、4月の2度目の登板で腕に痛みを覚えてIL入りしていたMason Thompsonが復帰。これに伴い、6登板で防御率10点台だったSam ClayがDFAとなりました。(フィリーズにウェイバーでクレームされましたが、登板機会のないまま再度DFAされ、FAとなりました。)

● Jackson Tetreaultが右肩疲労骨折でIL入り, Jordan Weemsが再昇格
とても残念なニュース。先発投手として4試合に登板し、2勝2敗と頑張っていたJackson Tetreaultが右肩の疲労骨折のためIL入りしてしまいました。7月2日の最後の登板の前に痛みを覚えていたようですが、四球連発で4回4失点で降板した後に申告し、検査して判明。ようやく夢が叶ってたどり着いたメジャーでのチャンスを逃したくなかった気持ちもわかりますが、好投して評価を上げていただから、休んでも再び一度チャンスは与えられたはず。結果的に離脱が長引くことになってしまっては元も子もありません。

先発投手が明らかに足りませんが、とりあえずJordan Weemsが再昇格。

● Joan Adonが再昇格, Reed GarrettがIL入り
7日の先発要員としてJoan Adonが昇格。変化球などをしっかり鍛え直すために6月に降格させたはずでしたが、AAAで1試合投げたところで先日のダブルヘッダーのために1試合だけ再昇格、降格してまた1試合投げたところで今回の再昇格と落ち着かない状況が続いています。他にいないから仕方なくというのは育成にはよくありません。

ロースターを空けるためという理由もありそうですが、Reed Garrettが右わき腹痛みのためにIL入り。

● Hunter HarveyがILから復帰, Adonをオプション
4月にIL入りしていたHunter Harvey。意外に時間がかかりましたが、復帰。4月の好調まで戻しているとすれば戦力(トレード候補?)になります。代わってAdonをオプション。

● Tanner RaineyがIL入り, Tyler Clippardが今季初昇格(2014年以来)
Tanner Raineyが右ひじの痛みのためIL入り。いきなりの60日IL入りということでTJ手術を受けることも間違いなさそうです。チーム状態からなかなか機会がなかったとはいえチームのクローザーを務めてきたRaineyの離脱は残念。

しかし、代わって昇格してきたのがTyler Clippard!開幕直前にマイナー契約を結び、AAAで結果を残していましたが、なかなか機会を与えられませんでしたが、ここにきてようやくの昇格です。クローザーでもいいんじゃないか。

● Anibal Sanchezが今季初昇格, Mason Thompsonをオプション
先発投手の枠が足りず、リハビリを終えたベテランのAnibal Sanchezが今季初昇格。おそらく当初の構想は、開幕からしばらく先発を務め、Stephen StrasburgやJoe Rossが復帰してきたところでお役御免だったはずですが、ずいぶん狂いましたね。

マイナーに送られたのはMason Thompson。復帰後の7月の5試合で1点も取られていない(許した走者もシングルの1人のみ)、というか今季7試合で0.00/0.500の24歳の若手をマイナーに埋もれさせながら、連敗を続けるチームの編成って何かおかしいという象徴のような人事です。

● Cory Abbottが昇格, Hunter Harveyをオプション
オールスター前の最後の試合に投げられる先発投手がおらず、ブルペン投手のリレーで戦うため、前日投げたHarveyを外して、Abbottを呼びました。

● Harvey, Victor Aranoが昇格. Abbottをオプション, ClippardがIL入り
オールスター休み明け、Harveyが復帰し、Abbottがオプションされました。また、長くIL入りしていたVictor Aranoも復帰。

非常に残念ですが、Tyler Clippardが右太ももを痛めてIL入り。17日の試合中にアップしていて足がつったという報道はありましたが、IL入りしないといけないほどとは。AAAで33試合ずっと元気に投げてきたのに、メジャーに上がって1試合で故障とは。なんというタイミング(編成)の悪さ。

● Erick Feddeが右肩痛でIL入り, Abbottが再昇格
Erick Feddeが右肩の炎症のためIL入りとなりました。ここまで19試合に先発して、5勝7敗、4.95/1.54。素晴らしい数字ではありませんが、開幕からローテーションを守ってきてくれたことは確かで、空いた穴は大きいと言わざるを得ません。おそらく、Abbottがそのまま埋めるのではないかと思われます。

それにしても右肩痛とは心配です。

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