Sunday, May 29, 2022

ロースターの動き(2022年5月)

5月のロースターの動きのまとめです。

5/2 Sam ClayとFrancisco Perezをオプション
5/3 Dee Strange GordonがILから復帰, Lucius Foxをオプション
5/4 Cory Abbottをウェイバー獲得, Sean Doolittleを60日ILへ
5/10 Carl Edwards Jr.が昇格, Andres Machadoをオプション
5/29 Aaron SanchezをDFA, Andres Machadoが昇格
5/31 Austin VothをDFA, Andres Machadoをオプション, Francisco PerezとJordan Weemsが昇格

● Sam ClayとFrancisco Perezをオプション
開幕から続いていたロースター枠の拡大が終了し、通常の26人ロースターになるため、ブルペンのSam ClayFrancisco Perezをマイナーにオプション。ブルペン左腕は足りないのですが、2人ともベンチの信頼を得られるだけの投球はできませんでした。

● Dee Strange GordonがILから復帰, Lucius Foxをオプション
新型コロナに感染してIL入りしていたDee Strange Gordonが復帰。症状も出て、しばらく休んでいたようですが、マイナーでのリハビリ出場も終えての復帰です。

ルーキーのLucius Foxがオプションされました。スプリングトレーニングではよく打っていましたが、開幕後は出場機会が与えられても結果が出ず、メジャーデビューから10試合目となる5月1日、21打席目でようやくメジャー初安打を記録。ベンチでは大いに祝福を受けていましたが翌日の降格。次のチャンスがあるかどうかは微妙なところ。

● Cory Abbottをウェイバー獲得, Sean Doolittleを60日ILへ
ジャイアンツからウェイバーにかけられていたCory Abbott投手を獲得。2017年ドラフト2巡目でカブスの入団の26歳。先発右腕として育成され、昨季メジャーデビューしましたが、昨季はメジャーでもAAAでも結果を残せず、先日ジャイアンツに金銭トレードされ、さらに今回ウェイバーにかけらえていました。チーム状態によっては先発機会があるかもしれません。

40人ロースターを空けるためにSean Doolittleが60日ILに移されました。Doolittleは左ひじの痛みで戦列を外れていますが、手術ではなく注射とリハビリを選択したとの情報がありましたが、あまり状況は良くないようで、残念です。

● Carl Edwards Jr.が昇格, Andres Machadoをオプション
ブルペン右腕の2人を入れ替えました。ベテラン30歳のCarl Edwards Jr.が昇格。AAAで13試合に登板して3安打1失点と成績を残し、昇格。これにともない若いAndres Machadoが降格となりました。Machadoは4月に10試合に登板し、2.48/1.18がと申し分ない成績でしたが、5月に入ってからは登板機会がなく、故障を疑っていた矢先でしたが、どうもそういうことではないようです。(Edwardsのメジャーでの初登板は、3安打3失点で逆転され、負け投手となりました。)

● Aaron SanchezをDFA, Andres Machadoが昇格
27日の試合が雨で流れたため、29日にダブルヘッダー用の追加要員としてAndres Machadoが再昇格。その29日の試合で先発したAaron Sanchezを試合後にDFAしました。Sanchezはここまで7試合に先発し、白星こそ3つ稼ぎましたが、8.33/1.76と精彩を欠いていました。中4日で回ってくる次の先発日には同じく29日に投げたJoan AdonかSanchezのどちらかしか投げられず、2人を比べればAdonのほうを優先するのは自然な流れ。実績がありながらまだ29歳ということで密かな期待をしていましたSanchezでしたが、残念でした。

● Austin VothをDFA, Andres Machadoをオプション, Francisco PerezとJordan Weemsが昇格
Austin Vothが遂にDFAとなりました。生え抜きの期待の星(2013年ドラフト5巡目)でしたが、先発としては大成できず。ブルペンに回って時々素晴らしいピッチングをすることもありましたが、開花することはありませんでした。今季も19試合という多くの登板機会を与えられましたが、出れば打たれるという感じで防御率10.13、WHIPは2.143という惨憺たる成績でした。5シーズンの通算成績は92試合、181回2/3を投げて5.70/1.45。まもなく30歳。残念ですが潮時という感じです。

また、先日昇格してきて2試合連続で打ち込まれたMachadoが再びマイナー行き。代わって、Francisco PerezJordan Weemsが昇格。Perezは今季2度目の昇格。Weemsは29歳のブルペン右腕。2020年、21年にアスレティックスとDバックスで計16試合の経験はありますが、今季はマイナー契約でナショナルズのスプリングトレーニングに参加。開幕後は傘下のAAAで好投を続け、今回の昇格につなげました。


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