Monday, October 4, 2021

10/3 Turnerが首位打者でレギュラーシーズン終了

10/3(シーズン終了)時点
Turner .328 (1/3 HR)
Soto .313 (0/4 BB)
Harper .308 (1/1 BB)

レギュラーシーズン最終戦。この試合の前の時点でTurnerの首位打者は確実になっていましたが、最後まで続けます。

まずはTurner。2打席凡退の後の5回裏の第3打席。1点差を逆転して回ってきた2死満塁の打席。フルカウントから変化球を振り抜いてレフトスタンドへの満塁弾。ベースを回る姿からは凄みすら感じました。19試合連続安打を継続中でシーズン終了。この間、打率.400超でホームランもなんと7本。結局ジャイアンツに逃げ切られてしまって逆転地区優勝はなりませんでしたが、最後まで戦い続けたチームに大いに貢献しました。見事な首位打者。リーグ最多安打、最多盗塁のタイトルも獲得です。

Sotoは最後に失速してしまいました。この日も1敬遠こそありましたが、4打数ノーヒット。今シーズンわずかに2度目という3三振。それでも打率は2位。出塁率.467は2年連続のMLBベスト。チームに負けが込む中でよく集中力を維持したと思います。

そしてHarper。最終戦は、二塁打、四球で出塁した後、3回裏の守備で退きました。打率は3位で終了。個々のスタッツでリーグトップなのは二塁打数だけですが、OPSなら1.044とMLBでもベスト。チームも優勝争いにも絡んだことからリーグMVPの最有力とみています。ただ、最終的にチームがポストシーズンを逃したのがなぁ。

ということで、ナショナルズファンとしては思い入れのある3人が最後まで争ったナ・リーグ首位打者争いもここまで。

Turner おめでとう!!ポストシーズンでの活躍も期待しています。

最終戦も、今シーズンを象徴するようなというか、今シーズン何度も見た試合展開が繰り返されました。つまり、終盤でブルペンが打たれて逆転負け。もう悔しくないところが情けないです。

最終成績は65勝97敗。球団史上3番目の負け数(100敗以上だった2008, 2009年以来)。もちろん地区最下位。メジャー全体でも下から5番目の勝率に終わりました。ようやく終わったという感じです。

試合も振り返っておくと、メジャーデビューのJoan Adonが6回途中まで2失点の好投。9奪三振も目を引きます。この試合で現役引退のAlex Avilaの2点タイムリーなどもあって、Adonの降板時には5-1とリードしていましたが、ブルペンが打ち込まれて逆転され、Adonの白星を消してしまいました。

この試合のハイライトは何といってもRyan Zimmermanへのスタンディングオベーション(動画)。この試合に5番ファーストで先発出場したZimmerman。8回の守備に出たところで交代となり、ファンのスタンディングオベーションはもちろん、両軍ベンチも総出での見送りシーン。ナショナルズ・スタジアムの10数年の歴史の中で最も感動的なシーンだったかもしれません。来季の去就は明らかにしていないZimmermanですが、もう引退しても悔いないんじゃないかな。

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