Monday, June 29, 2020

開幕は7月23日か24日(予定)

日本ではNPBが開幕し、順調に日程を消化しつつあります。読売ジャイアンツのGerardo Parraも2戦目でホームランを打つなど活躍してくれていて嬉しい限りです。

MLBもようやく開幕に向けての道筋が付きました。労使交渉の経緯は置いとくとして、開幕予定は7月23日か24日(確定したら記事を書こうと思って待っていましたが、いつまで経っても決まらないので見切りました。)。9月末までに60試合のレギュラーシーズンを消化し、昨季までと同じフォーマットでポストシーズンを行う予定です。もちろん当面は無観客。ナ・リーグでもDH制を採用し、延長に入れば無死2塁からイニングを始めるなど、とりあえず今年に限ったルール変更も多々採用される予定です。

予定予定と繰り返していますが、つまりは、コロナウイルスがある程度抑えられていることが前提です。現状、日本以上に感染の再拡大が報じられているアメリカの様子を見ると、必ずしも見通しは明るくないと言わざるを得ません。日本からは、ただ、祈るしかありません。

そんな不安定な状況にあることもあってか、ファンとしてはなかなか気持ちが入っていきません。キャンプが始まれば盛り上がってくるのでしょうか。

そのキャンプ。フロリダ州やアリゾナ州でのコロナウイルス感染拡大の状況から、各球団のホーム球場で行われることになりました(季節的にも南部の屋外は暑過ぎるはず)。ナショナルズは7月1日が集合日で、トレーニングは3日から。オープン戦が行われるのかどうかは今のところ不明です。

ロースターに関するルールをここで確認しておきましょう。6月28日にキャンプ参加登録選手60人のリストが公表されました(後日別記事を書きます。)。このリストに載っていることが前提で、その上で40人ロースターに入った選手がベンチ入りの対象となります。もちろん、解雇、トレード(8月31日がトレード期限)、故障などがあれば入れ替え可能。

まずはこの60人でキャンプを行い、開幕ベンチ入りは30人。開幕2週間後に28人に減らされ、さらに2週間後からシーズン終了までは26人となります。ベンチ入りから漏れた選手は、ホーム球場の近くでキャンプを継続するようです(マイナーリーグは基本的に中止ということになります。)。ナショナルズの場合は、今季から傘下のA+の本拠地となるはずだったヴァージニア州のFredericksburgに建設された新球場を使うのではないかと言われています。また、アウェイの遠征には、ベンチ入り選手以外に「タクシースクワッド」と呼ばれる3人の緊急補充要員がチャーター便で帯同します(うち1人は捕手)。緊急に選手を呼ぶ必要が生じたときに一般旅客の乗る航空機に搭乗するのを避けるのが目的のようです。

そんなこんなで記事を書いていたら、ちょっとは気分が盛り上がってきました。とにかく無事に開幕してくれることを願いましょう。

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