Thursday, March 18, 2021

All Time Nats (2021年3月)先発編

前回の記事から1か月になりましたが、その間、所属先のある選手たちはそれぞれにスプリングトレーニングを過ごしています。心配な方で目立つのは13日の投球中に左足を痛めて途中降板したStephen Strasburgと、レッズに移籍したSean Doolittleが登板した全4試合で打ち込まれ計4本塁打11失点と大不振なこと。良い方では、昨シーズンをオプトアウトしたRyan Zimmermanが5試合で3本塁打7打点とブランクを感じさせない好調ぶりを見せていることと、ロイヤルズに移籍したMichael Taylorが8試合で.389/.476/.833と結果を出して、レギュラーの地位を固めていることでしょうか。なお、Anibal Sanchez、Matt Adams、Fernando Rodneyに動きはありません。

さて、球団ワシントン移転後の通算成績をまとめるシリーズ。昨年はサボって先発の数字だけ、しかも夏になってから投稿する始末でしたが、今年はちゃんと開幕前に3本の記事をアップしたいと思います。2020年シーズンは60試合しかありませんでしたので、各ランキングとも当然ながらあまり大きな変化はありませんが、いくつか印象的なものもありました。

まずは、先発出場編。

Pitcher 
Stephen Strasburg 241 
Gio Gonzalez 213
Jordan Zimmerman 178 
Max Scherzer 170
Tanner Roark 141 
順位は変化なし。昨シーズンの積み上げはわずか2先発に終わったStrasburg。今季はしっかりローテを守ってくれることを期待したいですね。契約最終年となるScherzerは、Gioには届かなさそうです。

Catcher 
Wilson Ramos 553
Brian Schneider 336
Jesus Flores 239
Kurt Suzuki 214
Matt Wieters 177
順位は変化なし。2020年はSuzukiとYan Gomesがきっちり30試合ずつで先発マスク。Suzukiは短縮シーズンでなければFloresをとらえたはずですが残念ながら4位止まり。今シーズンは、現在120試合のGomesがランクインしてくるはず。

First Baseman
Adam LaRoche 469
Ryan Zimmerman 444
Nick Johnson 395
Adam Dunn 217
Dmitri Young 153
順位どころか数字も全く変化なし。昨季の最多はErick Thamesの24試合。あくまで控えという位置付けでの開幕になりますが、是非Zimmermanにトップに立ってもらいたい。

Second Baseman 
Danny Espinosa 491
Daniel Murphy 287
Jose Vidro 184
Ronnie Belliard 176
Anthony Rendon 165
やはり何の変化もなし。Starlin Castroが早々に負傷離脱し、先発機会を得たルーキーのLuis Garciaが最多の35試合に先発。いずれはGarciaがランクインしてくるかもしれませんが、まだ先の話。今年も変化はなさそうです。(そういえばMurphyが引退を発表していましたね。)

Third Baseman
Ryan Zimmerman 1128
Anthony Rendon 729
Vinny Castilla 135
Yunel Escobar 134
Jerry Hairston 40
こちらも全く変化なし。ルーキーのCarter Kieboomがちょうどチーム試合数の半分の30試合に機会を与えられましたが、守備はともかく打撃で苦しんでマイナー落ちも経験。今季もどうやらKieboomでいくようですから、5位と言わず一気に3位に入るくらいの活躍を期待したい。

Short Stop
Ian Desmond 889
Cristian Guzman 438
Trea Turner 377
Danny Espinosa 202
Felipe Lopez 181
順位は変更なし。2020年は1試合を除いてTurnerが先発出場と、チームを引っ張りました。今シーズン中にGuzmanを抜くのは確実。注目は契約延長があるかどうか。

Left Fielder 
Juan Soto 298
Jayson Werth 255
Josh Willingham 187
Bryce Harper 177
Alfonso Soriano 158
昨シーズンの最多はSotoの36試合でリードを広げましたが、今シーズンはKyle Schwarberが加わったことでSotoはライトに回る見込み。最も少ない試合数でトップに立てるのがレフトという状況は続きそうです。

Center Fielder 
Michael Taylor 356
Denard Span 350
Victor Robles 198
Nyjer Morgan 174
Bryce Harper 170
2020年に最も大きな変化を見せたのがセンター。51試合に先発したRoblesが5位から3位に浮上し、そして、8試合だけとはいえ先発機会をもらったTaylorが遂にトップに立ちました。退団する前にいい置き土産を残していってくれました。さあその数字をRoblesが超えていくことができるかどうか。

Right Fielder
Bryce Harper 549
Jayson Werth 491
Austin Kearns 333
Adam Eaton 242
Jose Guillen 199
チームトップの40試合に先発したEatonが数字を伸ばしましたが、順位は変わらず。今季も動きがなさそうな気配。

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