Thursday, October 8, 2020

Paul Menhart投手コーチと契約更新せず

ポストシーズンの試合が続いている中ですが、ナショナルズがPaul Menhart投手コーチとの来季契約を結ばないことが明らかにされました。本人は非常に驚いているというコメントを残しています。はっきり言って、WS制覇チームの首脳陣で最も信頼できる力があるコーチがMenhart投手コーチだと思っていたので、私もショックでした。球団一筋15年の投手コーチをあっさり切るなんて。元々Martinez監督が連れてきた投手コーチの首を切らざるを得なくなったところで臨時に昇格したという経緯が働いているのかもしれません。

いずれにせよ、昨季のWS制覇に大きな役割を果たしたことは変わりません。ありがとうございました。


Paul Menhart, Pitching Coach

1995年からの3年間にメジャー通算41試合に登板したが、定着できないまま2001年に現役引退。大学に戻って学位を取ったりした後、2006年にナショナルズ傘下シングルAの投手コーチを皮切りに、組織内の各クラスの投手コーチを歴任。2015年からはマイナーリーグ投手コーディネーターという立場で、組織内の投手全体を見る立場を務めていた。2019年5月、ブルペンの不振のため解任されたDerek Lilliquistの後任として投手コーチに就任。イニング途中でマウンドに向かい声を掛けた投手が立ち直ってピンチを脱出させる場面がかなり多く見られ、ファンからの支持は高かった。WS制覇時50歳。 

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