Thursday, January 9, 2020

ロースターの動き(2020年1月)

皆さま 明けまして おめでとうございます。

ナショナルズファンに忘れられない感動を与えてくれた2019年はもう過去の話。ナショナルズであれ、MLBであれ、2020年シーズンに向けて新たに始動、という感じですね。当ブログでも2020年のナショナルズを応援しきますが、一方で、2019年のメンバーについても忘れずにフォローして行きたいと思います。

さて、新年早々の現地1月2日、早速動きがありました。

1/2 Will Harrisと3年契約
1/3 Starlin Castroと2年契約
1/4 Asdrubal Cabreraと1年契約(別記事
1/7 Daniel Hudsonと2年契約(別記事
1/7 Eric Thamesと1年契約
1/25 Ryan Zimmermanと1年契約(別記事

● ブルペン右腕のWill Harrisと3年契約
昨シーズンの大きな弱点であったブルペン。オフに入って(日本風に言えば)WSの胴上げ投手だったDaniel HudsonがFAとなるなど補強は必須となっていましたが、ここに来てWill Harrisと3年2400万ドルで合意に達しました。

まさか!という感じです。

実績は申し分ない投手とはいえ、35歳に3年契約を保証することはかなり大きなリスクですが、そんなことより、昨年のWS第7戦、7回表にHowie Kendrickがライトポールに直撃する逆転ホームランを打ったのが、まさにそのHarrisから。そんな因縁浅からぬ投手とそのオフに大型契約を結ぶなんて驚かされました。まあ、ナショナルズのWS制覇への貢献に報いたと言えば報いたことになりますが(笑

● Starlin Castro内野手と2年契約
新年早々連日の動きになりますが、FAのStarlin Castroと2年 1200万ドルで合意しました。2011, 2012, 2014年にカブスで、2017年にはヤンキースで、計4度オールスターに選ばれた実績のある内野手。元々はショートでしたが、過去2年はマーリンズでセカンドあるいはサードで起用されていました。とはいえ、まだ29歳。高い打率は維持しているし、昨季はキャリアハイの22本塁打を記録。そしてなんといっても昨季も162試合フル出場を果たしたタフネスぶり。レギュラーとして十分やっていける力のある選手です。難を言えば若干性格に難ありと言われてきたことですが、その面でも成長してきていると信じましょう。この後の補強しだいですが、セカンドあるいはサードで多くの出場機会を得るものと思われます。

● Erick Thames内野手と1年契約
33歳の左打ちの一塁手、Eric Thamesと1年契約を結びました。2011年にブルージェイズでデビューしたもののメジャーに定着することはできず、2014年からの3シーズンを過ごした韓国で長距離砲として覚醒し、2017年にブリュワーズでメジャーに復帰すると31本塁打を記録。今季も25本塁打を打ち、ブリュワーズでの最後の試合となったNLワイルドカードゲームでも、Max Scherzerからホームランと二塁打。特に第1打席のホームランは記憶に鮮明です。もっとも、打率は高くなく、また左投手をからきし打てないのでプラトーンが必須。昨季のMatt Adamsの役回りが期待されます。

あとは、Ryan Zimmermanとさえ再契約してくれれば。

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